栄養プロトコルの書き方とテンプレート例
栄養プロトコルは、あなたのアドバイスをクライアントが実行できる手順に変えるものです。書く内容、そのまま使える4つのテンプレート構成、よくできたプロトコルを使い回す方法を紹介します。

栄養プロトコルとは、クライアントがセッションとセッションの間に実行する手順を書き出したものです。何を多めに食べ、何を控えるか、どのサプリメントをいつ飲むか、どの習慣に取り組むか、いつ一緒に見直すかを書きます。よいプロトコルは短く、具体的で、一人のために書かれています。
多くのコーチは、何度も渡すプロトコルをいくつか持っていて、クライアントごとに少しずつ変えています。このガイドでは、プロトコルに書く内容、そのまま使える4つのテンプレート構成、そして毎回打ち直さずに済む方法を紹介します。
栄養プロトコルとは?
セッションで決めたプランの部分を、クライアントが行動に移せるように書き出したものです。セッションノートは、セッションで何があったかを記録します。プロトコルは、クライアントに次に何をするかを伝えます。
プロトコルは通常、4週間などの決まった期間を対象にして、最後に見直しをします。フェーズに分けて進めるものもあります。例えば腸の健康のプロトコルなら、症状の引き金になる食品を2週間抜いてから、1つずつ戻していきます。
栄養プロトコルに書く内容
プロトコルはそれぞれ違いますが、たいていは同じ項目を押さえています。
- 目標。クライアント自身が口にするような一文で。
- 多めに食べる食品と、その量や目安。
- 控える食品と、代わりに食べるもの。
- サプリメント。量、飲む時間帯、飲む期間。
- 2つか3つの習慣。水分、睡眠、食後の短い散歩など。
- 記録すること。症状、元気の度合い、体重など。
- いつ一緒に見直すか。
変えることは、やることとして書く
「食物繊維を多くとりましょう」はアドバイスです。「朝食にチアシードを大さじ1杯加える」は手順です。クライアントが実行するのは手順です。プロトコルの一行一行について、クライアントが明日の朝に何をすればいいかはっきりわかるか、考えてみてください。
リストは短くまとめましょう。クライアントが実際に取り組む5つの変化は、一度読んで終わる12の変化に勝ります。伝えることがもっとあるなら、プロトコルをフェーズに分けて、次の変化は見直しのときに加えます。
サプリメントは正確に書く
サプリメントの指示は、あとから質問が一番多く来るところなので、省略せずに書きましょう。製品や形状、量、飲むタイミング、食事と一緒に飲むかどうかを書きます。飲む期間と、効いているかをいつ確認するかも書いておきます。
クライアントが薬を飲んでいる場合は、何を確認したか、誰に紹介するかを書き残しておきます。あとで誰かに聞かれたとき、その記録が大事になります。
テンプレート1:腸の健康プロトコル
この4つのテンプレートはセクションの構成で、完成したアドバイスではありません。各見出しの下に自分の初期テキストを書き、クライアントごとに変えてください。最初のテンプレートは、食品をまず抜いて、あとで戻すフェーズ制のプランに向いています。
- 目標と現在の症状。
- フェーズ1。抜く食品と、代わりに食べるもの。
- フェーズ2。戻す食品と、その順番。
- サプリメント。量とタイミング。
- 症状の記録と、毎日書き留めること。
- 見直しの日。
テンプレート2:サプリメントプロトコル
サプリメントが主な変化のときや、クライアントがいくつも飲んでいて、確認する場所を1つにまとめたいときに使います。
- それぞれのサプリメントがリストにある理由。
- 製品や形状、量、飲む時間帯。
- 食事と一緒に飲むか、食事なしで飲むか。
- 飲む期間。
- 気をつける点と、やめて連絡してほしいタイミング。
- 見直しの日。
テンプレート3:体重管理プロトコル
毎月のチェックインに使います。どのクライアントも同じ構成になるので、月ごとに比べられます。
- カロリーとたんぱく質の目標。
- 1日の食事と間食の回数と、そのタイミング。
- 今月身につける2つか3つの習慣。
- 記録すること。体重、歩数、空腹感など。
- うまくいかない日にすること。
- 見直しの日。
テンプレート4:スポーツ栄養プロトコル
トレーニング期間に使い、特に大事な日には別のプランを用意します。中に入れる数値については、フィットネスクライアントのための科学に基づく栄養プロトコルの作り方を参考にしてください。
- この期間のトレーニングスケジュール。
- トレーニング日の食事と、練習前後の補給。
- 休養日の食事。
- 水分補給と電解質。
- 試合週やレース週のプラン。
- 見直しの日。
栄養プロトコルの長さはどのくらいがいい?
1ページか2ページです。それより長いと、クライアントは流し読みしてしまいます。理由の説明や一度しか必要ない情報はセッションノートに書き、プロトコルには毎日やることだけを残しましょう。
よくできたプロトコルをテンプレートにする
うまくいったプロトコルを、また一から書く必要はありません。Foodzillaでは、各見出しの下に初期テキストが入った状態で、プロトコルテンプレートとして保存できます。次からはテンプレートを選び、このクライアントで違うところを書き換えて保存するだけです。
テンプレートは「テンプレート管理」から作れます。すでに書いたノートを開いて「テンプレートとして保存」を選ぶこともできます。テンプレートには最大30のセクションを入れられます。あるクライアントのために加えた変更はそのクライアントのノートにだけ残り、テンプレートは書いたときのまま残ります。
プロトコルをクライアントと共有する
クライアントが見つけられないプロトコルは、実行されないプロトコルです。Foodzillaでノートを「共有」にすると、クライアントはクライアントポータルとアプリでそれを読めます。共有すると、メールとアプリの通知が届きます。
紙で受け取りたいクライアントもいます。ノートをあなたのロゴとブランドカラーが入ったブランド付きPDFでダウンロードし、印刷したりメールに添付したりしましょう。共有したノートは、クライアントもポータルからPDFでダウンロードできます。
見直して更新する
プロトコルを書くときに、見直しの予約も入れておきましょう。見直しでは、クライアントがやるつもりだったことではなく、実際にやったことを確認します。変えるのは一度に1つか2つにして、何が効いたのかわかるようにします。
ノートを署名してロックしている場合は、変更を追記として加えます。元のノートはそのまま残り、追記は日付と一緒にPDFに印刷されます。
自分のプロトコルで試してみる
ノートテンプレート、共有ノート、ノートのPDFは、Professional 以上に含まれます。無料トライアルを始めて、いちばんよく渡すプロトコルをテンプレートとして保存し、次のクライアントに使ってみてください。